ドルアーガのアニメ、第五話です。
またギャグ回です。ゲストもなにげに豪華ですね。
このエピソードは小説家・ゲームシナリオライターの伊藤イツキ氏にお願いしております。なかなか面白い経歴の持ち主でして、アクの強いネタをポンポン出してくれるアイデアマンでもあります。
ドット絵のネタは、メルトは『それは楽チンだろうな』と言ってるんですが、実はそうでもなかったらしいです。最近はああいうドット絵が描ける職人さんの数が非常に少なくなってしまったそうでして、意外と手間隙かかっているそうです。
アーメイさんのやっていた『親指。あーら不思議……』の芸。賀東はどうしてもできません。周囲の人たちはみんな出来るのに。親指があんまり曲がらないんだよな……。
二人羽織でうどん食ったり、バニーガール出てきたり、ドット絵やったり、世界観もなにもあったものではないのですが(笑)、こういう時はもう、勢いに任せるのが一番よろしいのではないかと、ええ。
っつーか、ローパーって卵産むのかよ!? そもそも背中ってどこだよ!? などと答えのないツッコミをしながら鑑賞していただけたら、と思います。はい。
※コメントに返事はできません。ご了承ください。
バンド・オブ・ハンド
ドルアーガのアニメ、第四話です。
スタンダードな登頂の話です。
初心者だらけのジルたちが、ヘマをしまくった挙句に実力の片鱗を見せる……という流れなんですが、尺の関係上コンテ段階でいろいろ細かい描写を削らざるをえませんでした。ユーモラスな会話なども多かったのでもったいなかったんですが、どうにも脚本のボリュームがありすぎて……要するに賀東の見積もりが非常に甘かったわけでして(汗)、反省しきりです(コンテ担当の高岡様、すみませんでした&ありがとうございました)。
ちなみにパズズ@田中正彦さんに殺されてる登頂者の声は白石稔さんです。白石さんは裏一話でジルに抱きつかれるローパー役なんかも演じてくださってます。本人役とかローパー役とか。変な役が多いですね、白石さん。
このままずっと王道ファンタジー路線でいくかー、というとそういうわけでもなくて、来週はまた変な話です。またしても真面目な方からお叱りを受けそうな内容なんですが、もう、ドルアーガのスタッフはそういう連中なのだとあきらめて付いてきてください!(というか見捨てないでください!)
大丈夫! 最後はビシッとやるから!
…………たぶん!
※コメントに返信はできません。ご了承ください。
旅立ちの前に
ドルアーガのアニメ、第三話です。
回想の形でギルとカイが登場しましたが、いい意味で最大公約数的なギル像、カイ像な感じになってますね。それでも10人原作ファンがいれば10人のギル像、カイ像があるのではないかと思います。
特にカイ。ほんわか癒し系なのか、カーヤみたいなちょっと電波系なのか、わりと普通の姉ちゃんなのか。
それから一人称は何なのか? たぶん「わたし」なんだろうなー、と賀東個人は思ったりするんですが、20年以上「あたし」だと信じ続けてきた方もいることでしょう。さすがに「あたい」とか「ボク」とかはないでしょうけど……それすら否定はできないわけで。難しいところです。
とりあえずこのシリーズでは、カイは自分を「わたし」と呼ぶようなキャラだったのだろうと解釈しておくことにしてます。「違う! 俺のカイは『わらわ』だ!」と思っている方。すみません(←いねえって)。
クーパの名前の由来は、自分の愛車(ミニクーパーS。新しい方)からです。メルトは忘れました! 願わくばクーパの人気が出て、クーパを描いたクーパーの痛車を作る人が出てきますように……(さすがに無理か)
メルトとクーパの二人が仲間になって、ジルの周りもにぎやかになってきましたね。
自分は二五年来のボトムズ狂信者なんですが、まさか郷田ほづみさん(音響監督さん兼メルトの中の人)とこういう形で関わらせていただくとは夢にも思ってませんでした。でも収録現場ではぐっとこらえてミーハーなことは言わないように気をつけてます。まあ、サインはフルメタTSRのとき(ブルーノ役)にもらったし!
※コメントに返信はできません。ご了承ください。
塔内都市メスキア
ドルアーガのアニメ、第ニ話です。
劇中に登場する「ウルク国」についてですが、スーファミの「ザ・ブルークリスタルロッド」にある結末のひとつから設定をいただいております。
原作の主人公ギル(ギルガメス)の「バビリム王国」と、そのバビリムを侵略した「スーマール帝国」が、ギルを王として統一された国家です。
アニメは原作から八〇年後ということになっていまして、その間にこの「ウルク国」は大きな黄金時代を経験しており、技術や生活、軍事などの分野でいろいろと変化が起きている……というイメージです。ただし、劇中の時点ではウルク国は様々な内憂外患に直面しており、ゆっくりと衰退の道をたどっています。登場人物の考え方や言動が現代的なのもその影響です。バブルを経験したあと、元気がなくなったどこかの国みたいなノリでしょうか。
ギルの名前表記なんですが、これまでの出版物などでは「ギルガメッシュ」「ギルガメシュ」「ギルガメス」など表記がバラバラなところがありました。なんとなく昔のお色気深夜番組を連想してしまうので、このアニメでは「ギルガメス」で統一させていただいてます。
ジルの命名は非常に安直でして、二代目主人公・二代目メカ的な語呂あわせです。「ギャバン→シャリバン」「ダンバイン→ビルバイン」みたいな。
ジルは基本ステータスが高いけど全然レベルが足りない子です(RPG的な意味で)。ただしINTはマイナス修正入るくらい低いですね! ……いえ、作中のキャラを数値化しているわけではありませんが。
いきなり国王陛下があんなことになってしまってますが、賀東の脳内でもこの世界最強の男はやっぱりギルです。
※コメントに返事はできません。ご了承ください
ドルアーガの巨塔
……というわけで、「ドルアーガの塔 The Aegis of URUK」、放映開始しました。
第一話はかなりメチャクチャな内容になっております。原作を知らない人にも楽しんでもらえるように、敷居を低くしてネタで引っ張り込んでみよー、という感じです。あとは、なんでもいいので変なことをやって話題作りをしたかったというところです。
最初にやりだしたのは当然脚本の僕なんですが、スタッフの皆さんも悪ノリしてどんどんものすごい方向に! ニコ動ネタはやりすぎた感もあるんですが(笑)、まあ、やりすぎくらいがちょうどいいのではないかと。
二話からは原作も踏まえた上での、地に足のついた正統派ファンタジーになりますが、また変なことやるかも?
そんなわけで、これから毎週楽しんでいただけたら、と思います。
※コメントに返事はできません。ご了承ください。
ドラマガ情報/ドルアーガ情報
●ドラゴンマガジンがリニューアルされました
前号より、「より抜きフルメタル・パニック!」として
過去の好評だった(あるいは本人が気に入っている)連載を
「賀東セレクション」として再録、四季先生の書き起こしイラスト、
賀東のインタビューもつけて掲載しています。
●富士見ファンタジア長編小説大賞選考委員に
ドラゴンマガジン5月号P250で既報のとおり、
賀東が次回からファンタジア長編小説大賞の選考委員になります。
四季先生も委員になられます。
締切は今年の8月末、詳しい要項はドラゴンマガジンで確認ください。
●ドルアーガの塔放送直前トークショー
東京国際アニメフェスタ2008(会場:東京ビックサイト)において
千明孝一(監督)、遠藤雅伸(スーパーバイザー)、
橋本太知(プロデューサー)らと、賀東招二(シリーズ構成・脚本)が
トークショーを行います。
日時 : 3月30日(日)12:00~12:30
会場 : アニメフェア会場B-06 GONZOブース内イベントステージ
観覧人数 : 観覧自由。ただし会場混雑の場合は入場制限あり
詳しくは
東京国際アニメフェスタHP http://www.tokyoanime.jp/ja/index.php
GONZO案内ページ http://www.gonzo.co.jp/taf2008/event.html
をご確認ください
●ドルアーガの塔本編先行上映会
東京国際アニメフェスタにおいては、ドルアーガの塔の
本編先行上映会も予定されています。
ご来場の方はこちらもあわせてお楽しみください。
上映時間 :
29日土曜日 11:30-、16:30-、17:30-
30日日曜日 11:30-、14:00-、16:30-
会場 : アニメフェア会場 B-06 GONZOブース内 イベントステージ
観覧人数 : 観覧自由。ただし会場混雑の場合は、入場制限あり
●ドルアーガの塔放送予定
賀東がシリーズ構成・脚本を務める「ドルアーガの塔」の本放送が
4月4日以降、各局で放送開始になります。お楽しみに。
放送局および時間についてはオフィシャルHPをご確認ください。
http://www.druaga-anime.com/
また、パソコンテレビGYAOにおいても4/4 25:15 から
配信される予定です。(2話以降は毎週土曜日正午配信)
詳しくはGYAOのHPをご確認ください。
http://www.gyao.jp/anime/druaga/
(GYAOでは、3/29正午より24時間限定で、本編先行ネット
試写会を開催するようです。こちらもHPでご確認を)
▼『ドルアーガの塔』
いよいよ放映まで残すところ二週間ばかりになりました。脚本担当の自分の仕事はひと段落してまして、ギレンの野望の二周目なんかまで突入してる有様なのですが、スタッフ諸氏は地獄の真っ只中です。おつかれさまです。
すでに完成しているフィルムを見た感想。
よかった、面白い!(笑)
フルメタTSRのときはバタバタ忙しくて出来なかったので、今度は毎週コメントっぽいのをこの場で書いていきたいと思ってます。できれば。たぶん。
▼ドラゴンマガジン関連
富士見書房さんのファンタジア大賞の審査員をすることになりました。
リニューアルに伴って、これからは何年かおきに審査員を変えてみよー、という感じらしいです。
そんなわけで『まあ、期間限定なら』と思ってのんきに引き受けてしまった次第です。
本誌での所信表明はあくまで冗談ですので、あんまり難しく考えずに応募していただけたらと思います、はい。
たぶん、僕はすごく採点甘いです。……っつーか、鏡くんも四季さんもみんな甘そうな予感?
▼フルメタのこと
次巻の刊行時期ですが、もはや僕が言うと『狼が出たぞ!』状態なのでコメントしないでおきます(泣)
予定は立ててありますので、しばらくお待ちいただけたら、と思います。目処がついたらご報告したいです。
それから、訂正とお詫びです。
このブログでもご指摘してくださった方がいたのですが、最新刊「せまるニック・オブ・タイム」で大きなミスをしてしまいました。
ネタバレになるので詳細は避けますが、とあるレギュラーキャラの本名の問題です。
「ユンヒ」と書いたのですが正しくは「オクヒ」あるいは「オッキ」らしいです。さすがにあのキャラの名前ということもあってしらばっくれるわけにもいかず、重版(ありがとうございます!)では泣く泣く修正を入れております。
うろ覚えのまま表記して、チェックを怠ってしまった賀東のミスです。ちょっとググればわかることだったのに、脳のスペック低すぎ、俺。
誠に申し訳ありませんでした。
ご指摘してくださった皆様、ありがとうございました。
ああ、恥ずかしい。
そういえば今週も、ひどい勘違いからとある人物(すごい有名な人)に大変な失礼をしてしまって、翌日は布団にもぐって落ち込んでました(ご本人は笑って許して下さいましたが。ええ人や(涙))。なんか、今年になってから大恥多いなー。
いろいろ気が緩んでるのかも。しっかりせんと……。
※コメントに返事は出来ません。ご了承ください。
[雑誌] ダ・ヴィンチ ライトノベル特集でコメントしています
本に関する雑誌「ダ・ヴィンチ」2008年4月号の特集「ライトノベルは終わったのか?」にて
「人気作家の歩む道」として賀東のインタビューが掲載されています。
興味のある方はご覧ください。
文庫&コミックス新刊発売記念 フルメタフェスタ!実施中です
文庫&コミックス新刊発売記念 フルメタフェスタ!実施中です
(対象商品)
文庫本「せまるニック・オブ・タイム」と
コミックス「フルメタル・パニック!Σ」(1~7)
※「フルメタフェスタ」と書いてあるオビに応募券がついています
(プレゼント内容)
A賞 特製四季童子先生のカラー複製原画 10名
B賞 特製テレカ
・四季先生バージョン 50名
・上田先生バージョン 50名
(応募方法)
「フルメタフェスタ!」応募券2枚を一口として郵便ハガキで応募。詳しくはキャンペーンオビに書かれていますのでご確認を。
(応募締切)
2008年3月31日(月) 当日消印有効
詳しくは
富士見書房 フルメタル・パニック!特集ページ
http://www.fujimishobo.co.jp/panic/panic.html
も確認してください。
新刊でました
大変長らくお待たせいたしました。
フルメタ新刊「せまるニック・オブ・タイム」、本日発売です。
今回はクライマックス前の風呂敷畳み&溜めのエピソードになります。
いろいろ起きてますが、まあ、ギリギリ踏みとどまってるつもりです。
大丈夫、大丈夫。(…と、自分に言い聞かせる)
次こそはもっと早くお届けしたいです。
※コメントに返事はできません。ご了承ください。
(08.02.22 管理人追記)
以下のコメントにはネタバレが含まれますので、ご覧になる際はご注意を。