[過去ログ] 1-20

旧気まぐれ日記の過去ログです。
2001年5月7日〜6月21日掲載分になります。

↓続きはこちらから

20010621 闘病日記20
ここ数日、ずっと風邪ひいて寝込んでた。
高熱にうなされ、朦朧とした意識の中で、なんかスゴいアイデアを思いついた。こう、キャラクター小説界に伝説を残すような感じの。フルメタを大傑作にしそうな感じで。
忘れてはならんと思って、震える体で布団から這いだし、メモっておいた。

すこし熱が下がってから、そのメモを見てみた。
こう書いてあった。

「アーバレスト→旧ザク、ハイゴック」

これでどうしろと。
大丈夫か、俺。
っていうか、大丈夫じゃない状態だったのだな。


20010614 リーク日記19
友人から「作家の日記なのに、ぜんぜん裏話とかしてないじゃないか。それから、もっと見苦しい泣き言とか恨み辛みとか、そういうのないのか」と指摘された。
恨み辛みは特にないので、きょうはアニメのマル秘情報を暴露しようと思う。

その前に注意。ここで見た情報は、ほかで話してはいけない。直リンクも厳禁だ。
極秘情報なので、これが知れ渡ると関係者に大変な迷惑がかかる。
いつも贔屓にしてくれる、ファンのあなただから話すんだ。それを覚えておいて欲しい。

まず注目の声優だが−−
宗介の声はブルース・ウィリス、かなめの声はデミ・ムーア、テッサの声はジョン・トラボルタだ。
主題歌はジェームズ・ブラウン。ひたすら「テッサ、ワオ! テッサ、ワオ!」とシャウトし続けるだけのソウルフルなオープニングだ。
制作にあたっては、アメリカ海軍の協力を全面的にとりつけた。スタッフはパイロットとしての厳しい訓練を受け、F−14トムキャットに乗り込み、実際に空中戦を体験した。また、監督の千明さんほか数名は元SEAL隊員の指導を受け、音もなく敵を殺すテクニックを伝授された。

繰り返す。このことは秘密にしてくれ。絶対にだ。いいな?


20010611 マンボ日記18
なんの脈絡もなく「編集王」全巻を読み返してしまった。
マンボ先生の最期に号泣。
いろいろ反省。いろいろ安心。
モチベーションが妙に回復。ヒットポイントがやや減少。

漫画ってすげえ。


20010607 スパイ日記17
仕事。バキューン。
きょうはレインボーブリッジのてっぺんで、麻薬王の腹心と死闘を繰り広げた。富士見書房の兵器開発部が作った秘密兵器(「まぶらほ!」と叫ぶと爆発するドラゴンマガジン)で、辛くも勝利。悪党は燃え上がり、絶叫しながら海に落ちていった。

その後、家に帰って原稿執筆。


20010604 スパイ日記16
仕事。ズキューン。
ミサイルとマキビシとロケットエンジンの付いた車で、KGBの包囲網を突破した。助手席のブロンド美女といいムードになったが、涙を飲んで原稿執筆。
つらいが仕方ない。世界平和と女王陛下のためだ。


20010602 スパイ日記15
仕事。
打ち合わせの帰りになんとなく買ってきた007のテーマ曲集を聞く。
これが大ヒット。いい曲多いなあ、007は。
デュラン・デュランだ。A−Haだ。懐かしい。
俺は世代的に、80年代ボンドが好きだ。特にティモシー・ダルトン。変か? 変だな。

バキューン。ズキューン。
救うぜ。世界を。


20010531 ギャング日記14
ドラマガが出たな。
そういうわけで、アニメ化である。やれめでたい。
詳しい話はしないが、ひとつだけ言っておいてもいいだろう。

期待していいぞ。いやマジで。


20010528 ゴルゴ13
仕事。
共和党のタカ派議員を狙撃したり(ズギューン)、すごい暗号システムを発明した科学者を狙撃したり(ズギューン)、しつこい朝日新聞の勧誘員を蜂の巣にしてグレネードで吹き飛ばして火炎放射器で焼いたりした(ドバババババ。ポシュッ、ドゴーン。ヒュゴォォ、ボワアァ)。


20010527 ギャング日記12
仕事。急がねばならない。
だってのに、ヤク中のいとこが朝っぱらから転がり込んでくる。興奮気味で言うことが支離滅裂。なにやらどこぞの病院を脱走し、サツに追われているらしい。
「馬鹿野郎。あれほどヤクはやめろと言っただろうが」
「でもよお兄貴。オレ、オレ……」
なだめすかして事情を聞いて、落ち着かせるのに半日かかった。

半分くらいホントの話だ。『ER』のゲストキャラになった気分だよ。


20010526 ギャング日記11
帰ってきた。

ひなびた温泉町に一人で原稿を書きに行ってきた。
旅館の女将は妙齢の未亡人で、昼間は貞淑だが夜になるととてつもなく淫乱になる和服美人だった。その娘は、自らの発育に戸惑いながらも、大人の恋に興味津々の14歳だった。宿泊客は、不倫に破れ一人旅にきたOLで、だれでもいいから心と体の隙間を埋めてもらいたい26歳だった。ほかにも隠しシナリオで、日本文化を学びにやってきた21歳の金髪巨乳ギャルや、病弱で湯治にきた17歳の深窓の令嬢や、偶然再会した高校時代の彼女とか。そんな感じ。
こりゃあ、たまらん。

そういうわけで、仕事はあまりはかどらなかった。
しょうがないよな。俺だって男なんだから。

----------------
……あ。でもBBSの方では、ギャルゲーおよび12人の話はもうやめような。
話ふった俺が言うのもなんだが。
クールに行くんだ。クールに。


20010521 ギャング日記10
また遠出する。一人で山籠もりだ。
たぶん、三、四日戻ってこない。
缶詰〜缶詰〜。ヒウィゴ。


20010520 極道日記9
きのうの続きなのだが、ギャング会議の帰り道、エルスウェアの組事務所に顔を出した。
新城カズマ氏と久々に会う。

新「(晩年の若山富三郎風に)おう。久しいのう、賀東。ワレ、年始の挨拶にも来ェへんかったのに、どういう風の吹き回しじゃ」
俺「へいっ、オヤジ。まったく、無沙汰をつかまつりまして……」
新「まあ、ええわ。茶でも飲んでったれや」
俺「へいっ」
新「で、最近シノギの方はどないや」
俺「相変わらず龍神会の方で贔屓にさせてもらっとりますわ。順風満帆とはいきませんが、どうにかこうにか……」
新「それは組の若いモンから聞いとる。まあ、きばったれや」
俺「もったいないお言葉で」
新「ところで賀東よ。蓮には、おうとるのか」
俺「(言葉に詰まり)いえ……」
新「わしもそれとなく探りは入れとるがな、あれも寂しがっとるで」
俺「お嬢さんが? まさか……」
新「マサカもトサカもないわ。娘も今年で二十や。いつまでも子供やない。おまえがあのときやったことも、組のためと分かっとるはずや」
俺「…………」
新「親バカ言われてもしゃあないが、きれいになったで。生きてたころのカミさんに生き写しや(遠い目)」
俺「ですが、オヤジ」
新「わかっとる。わかっとるんや。しかしな、わしも極道である前に、一人の父親や。娘には幸せになって欲しい。そう思う気持ちに偽りはない。目を閉じれば心に浮かぶのだ。地中海の太陽の光を一身に受け、あの実り豊かな黄金の地で、健やかなる笑顔で歩む愛娘と孫たちの姿が」
俺「パーパ……」
新「息子よ、ビンセンツォよ。組織に背を向けたおまえを、仲間たちは決して許しはしないだろう。沈黙の掟(オメルダ)は家族の絆よりも強い。それでもおまえは往くのか(BGM:ゴッドファーザーのテーマ)」
俺「はい。たとえエレーナを悲しませることになったとしても、男の尊厳が……この身に流れる血がバルベーラ一家を許さないのです」
新「ビンセンツォ……」

途中から完全な妄想になってしまった。
こんな与太話書いてないで、さっさと仕事しねえと、編集さんにヒットマンを送りこまれる。必殺のヒットガンを装備して、ヒットモービルに乗ったヒットマンが。ヒット出版から。


20010519 ギャング日記8
他のギャングの代表者たちと会合。
クールでスタイリッシュな連中なので、話していていろいろ刺激になる。世の中にはすげえ男たちがゴロゴロいるぜ。

帰り道に、なんとなく寄ったプラモ屋でガシャポンをやる。ナムコのギャルシリーズだ。
一回目。リッジレーサーの永瀬麗子が出た。
要らねえ……っていうか、よく知らねえ。
二回目。メルヘンメイズのアリスが出た。
要らねえ……っていうか、幼女に興味はねえ。
三回目。リッジレーサーの永瀬(以下略)。
ふざけるな。どういうつもりだ。この機械め。血の通わない、冷たいマシーンめ。俺たち人間の力を甘くみるなよ。

だが財布を見たら、百円玉が尽きていた。
諦めて、家に帰って仕事した。

ワルキューレが欲しかったのに。くそっ。


20010517 ギャング日記7
日記書くのも、そろそろ飽きてきた(←早い)。

ニュータイプの今月号を買った。四季さんの記事が載ってたからだ。
さっそく読んで、ひとしきり感心。
ついでにほかの記事もざーっと読んでみる。
例の12人を網羅した記事があったので、覚えようと試みた。

無理だった。
18年前に放映してたバイファムの13人のフルネームはいまだに暗唱できるのに(スコット・ヘイワード、クレア・バーブランド、ロディ・シャッフル、バーツ・ライアン、マキ・ローウェル、カチュア・ピアスン、シャロン・パブリン、ペンチ・イライザ、フレッド・シャッフル、ケンツ・ノートン、ジミー・エリル、ルチーナ・プレシェット、マルロ・Jr・ボナー)、つい一分前に覚えたはずの体育会系美少女キャラの名が思い出せない。

やはり歳なのか。アルツハイマーなのか。


20010515 ギャング日記6
天気が良かったので洗車をした。
ワックスも塗って気分もすっきり。
ちなみに俺の愛車は、コロンビアの兄弟から贈られた深紅のランボルギーニだ。
二速で100キロまで出る。クセはあるが、そこがまたかわいい子猫ちゃんだ。

その愛車で近所のビデオ屋に出かけたら、雨が降ってきた。

くそっ。洗車が台無しだ。


20010514 ギャング日記5
仕事。
俺のカネをチョロまかしたチンピラを始末したり、
はるばる南米からやってきたカルテルの売人と商談したり、
俺のシマにちょっかい出してきたシシリーマフィアたちと銃撃戦したり。
銃撃戦の合間に、ノートパソコンで原稿を書いた。

忙しい一日だったよ。


20010513 ギャング日記4
帰ってきたぞ。
正解は5のアカプルコだ。

いま、業界では越後湯沢のことをアカプルコと呼ぶのがクールなのだ。ちなみに箱根はコートダジュール、熱海はマイアミだ。
本当だ。富士見の作家は、みんなそう呼んでいる。

まあ、嘘なんだが。

旅先でなにをしていたかは秘密だ。
ただ一つ、「キーワードは『まいたけの天ぷら』だ」とだけ言っておこう。


20010509 ギャング日記3
きょうはこれから遠出する。仕事だ。三日ばかり留守にする。
ちなみに俺の旅行先は、次のうちどれかだ。

1:フロリダ
2:メリダ島
3:スターリングラード
4:ミール
5:越後湯沢

正解は三日後。


20010508 ギャング日記2
ギャング仲間のトレと馬鹿話。
トレはASやTDDのデザインをした男だが、本職は漫画家である。昔は相当なワルで、たくさんの女(二次元)を泣かしてきた。

しばしば俺とトレは、クリエイター(←迷惑語)として深夜に熱い創作論を戦わせる。自らの作品を、より高い次元へと昇華させるために、互いの情熱をぶつけ合うのだ。
こんな風に。

「不景気だな」
「不景気っス」
「最近エロゲーとか買った?」
「買ってないっス」
「そういえばあれ見たよ。妹が12人いるあれ」
「どうでした」
「数えられなかったよ」
「そうスか」
「見分けがつかねえ。俺も歳かな」
「もう眠いっス」


20010507 ギャング日記
きょうは新宿に買い物に行った。
天気もよくなってきたので、野外で原稿を書けたらいいな、と思って、ノートパソコンを入手することにしたのだ。

そんなわけで、俺はまずヨドバシカメラのホビー館に出かけて、ガスガンのシグプロ(SIG/SP2340)を買った。
それからパソコン売り場に移動して、買ったばかりのシグプロを店員に突きつけた。

「ノートパソコンを出せ。最近売れてるIBMのやつだ」

拳銃を構えて、俺はクールに言った。

「わかりました。ポイントカードはお持ちですか?」

俺は油断なくポイントカードを差し出した。

「ポイントはお貯めしておきますか?」
「そうだ、貯めろ。急げ。サツが来る」
「ありがとうございました」

パソコンの箱を抱え、俺はその場からずらかった。
チョロいもんだったぜ。

賀東招二について

  • がとう・しょうじ。小説家。アニメ脚本、シリーズ構成等も行う。代表作「フルメタル・パニック」。

このブログ記事について

このページは、いりねせおが2006年1月 1日 19:56に書いたブログ記事です。

次のブログ記事は「[過去ログ] 21-40」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。