2009年1月アーカイブ

ドルアーガ第二期、第三話です。

さっむいオチの脱力っぷりが気に入ってるコメディ回です。
寂しいですが、お笑いエピソードは早くもこれで最後になります。
キモかわいいローパーたちとも、もう会えなくなりますね(泣)

メルクーもようやく登場。特にメルトがいないドルアーガは、山椒のないうな重、スネ夫のいないドラえもんみたいなものなので、出てきてくれてやっと安心です。

ちょっと分かりにくかったかもしれないので補足しておきますと、終盤でケルブとエタナがいるのは巨塔の外です。
塔の出口には宿場町が建設されており、半年前までは、旅人はここで馬を降りて徒歩で塔内に入っていったというイメージです。訓練されたごく一部の家畜以外は、塔に入るのをひどくいやがっていた、だから一期は馬が出てこない……という感じ?
メスキアが江戸なら、この「出口の宿場町」は品川みたいなノリです。
ケルブさんはこれからウルク国領内を一人旅。エタナさんはメスキアでお留守番です。
王様は外征から帰ってきたところみたいですね。

いつまでも遊んでばかりはいられない、ということでジルたちもそろそろ難しい決断を次々に下さなければならなくなってきます。


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ドルアーガ二期、第二話です。

ケルブさんの酒場ですが、実は一期でメルトが飲んだくれてる酒場と同じ店です(・・・だったはず)。もともと親衛隊の隊長ということで、貯えはそれなりにあったのでしょう。買い取って自分が経営者になったのかも?

メスキア市の建築物のほとんどは小林誠先生がデザインしてくださっています。塔内に建設された都市事情(雨が降らない、塔内の素材を流用している、など)が反映されていることや、よくある中世ヨーロッパ風の意匠とは違うところ、氏独特の重厚なセンス、方法論など、その設定画は非常に見応えがあり、文章書きの自分でもとても勉強になります。

昔はこういう設定画もムック本などの形で発表されていたと思うんですが、最近はそういう書籍も少なくなっているような気がします。ある編集者の話では「アニメのムック本は、なかなか売れない。大ヒット作なら別ですが・・・」ということでして、やむをえないところもあるのでしょう。しかし自分などは昔、アニメやゲーム書籍の設定画や文芸設定を食い入るように読んで、自分の血肉として吸収しまくっていた経験がありまして、いまの自分があるのはそうした諸先輩方のおかげでもあります。そういう機会が失われていくのはもったいないなあ、などと思ったりもします。
まあ、いまはそうした書籍は同人誌の方が主体になっているようなので、その気になれば入手できるのも事実なのですが。

その他もろもろ。
ファティナの悲鳴の犯人は自分です。らめえの時はだれが演じるか知らないまま書いてたんですが、今回は知ってて脚本に入れるよう指示しました(汗)。堀江さんのプロ根性には頭が下がるばかりです。ありがとうございました。

ジルやウトゥの新装備についてですが、こちらは監督にお任せなので経緯はよく知りません。だから! ガリアンソードも俺が犯人じゃないんですよ! いや好きだけど。

ケルブさんたち居残り組の出番ですが、実は今回で終わりではありません。ましてや、おっさんのアイドル、エタナさんをこのまま終わらせるわけが!

そんなこんなで、次回もお楽しみいただけたら、と思います。


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ドルアーガ第二期、第一話です。
今回も裏話やらなにやらを、できるだけ毎週お届けしていきたいと思います。

というわけで、第二期「The Sword of URUK」スタートしました。
まずは二期のOP。
千明さんはもともと野球少年です。いまだに某有名スタジオの野球チームに在籍しているという野球大好き監督でして、もう願望爆発ですね。
とある野球もの原作がアニメ化したと聞いて、自分がやれなかったのをえらく悔しがったとか。アーメイさんの中の人に酒席でそれをこぼしたとかこぼさなかったとか。

横一話も面白かったですね。っつーかKENNさんすげー。がんばった。
イケメン、努力家、シャイ。かてて加えて無茶フリ上等でいい奴とか。なにあの究極生命。
まあ、最近はモンハンで女キャラ育ててニヤニヤしてるらしいけどな(誇張&中傷)

さて本編。
実質上は「13話」とでもいった内容のため、自然な形でいろいろとサプライズが盛り込めました。ああいう形で終わった一期最終話ですが、この一話は、なんやかんやで人生は続くとでも申しましょうか、ため息ついてたって稼がにゃならんとでもいいますか、そんな市井の庶民的な雰囲気が出ていて気に入ってます。

ちびカイは当初、大人しい子として考えてました。でもなんとなく賀東の独断で目潰しと●●●●●【二話で判明】が得意技の悪ガキにしました。エイリアン2のニュートのイメージもちょっと入ってます。
カイの母親「ベレート」の名前は、今回特別に遠藤さんに教えていただいたものです。遠藤さん公認設定ですので、ディープな原作ファンの方々はチェックチェック。

一期での謎も、二期できっちり語られていく予定ですので、なにとぞご期待ください。

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あけましておめでとうございます。

長らく放置状態で失礼しました。
いつもの筆不精です(汗)

今年の予定について。

○フルメタ
すでにドルアーガ第二期の脚本作業は終了しておりまして、
フルメタの長編最終巻の作業を進めております。
ただ、桜が咲くより前にお届けできるかどうかは、ちょっと難しい雲行きです・・・すみません。

フルメタ関係については長編終了後も、未収録の短編に書下ろしを加えた短編集を刊行予定です。
そのあとも、時系列はバラバラで気楽な話を書くかもしれません。
まあ、あれですよ。卒業した後も、たまに友達とやり取りしますよね。
そんなノリなら寂しくなくていいかな、と。


○ドルアーガ
第二期、1月8日からスタートです。
今回も高クオリティでお届けです! 一期の謎も明らかにして、きっりち盛り上がって終了予定!
ぜひ最後までご覧いただけたら、と思います。きっとおもしろいですよー!


○その他
フルメタ後の新シリーズの構想も練っております。いろいろありますが、とりあえずフルメタ短編的なコメディ路線をひとつ考えてます。
シリアス路線のシリーズも何案か考えてまして・・・どうしようかなあと迷ってます。
みんなはどんなの読みたい? 思いつきでOKなので、よかったら意見ください。

小説以外の仕事は、作業自体は今年もありそうな感じなんですが、お披露目は来年以降になるかと。


○近況とか
ギアーズ・オブ・ウォー2(英語版)とか。日本語版出るらしいですね。やった。そっちも買いますぜ。1はゲームの吹き替え最高だったしね。プランBはなんだ?ああ?ねえよ、そんなモン!
実は秋田禎信さんと360のフレンドでして、こないだ一緒にバリバリ撃ちまくりました。楽しかった〜。


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賀東招二について

  • がとう・しょうじ。小説家。アニメ脚本、シリーズ構成等も行う。代表作「フルメタル・パニック」。

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