いろいろ

【ドルアーガ関連】
▼(DVD)『ドルアーガの塔 the Aegis of URUK 第一の宮』

本日発売です。三話収録に各種特典、4000円台ということでかなりお買い得な内容になっております。ぜひお買い上げいただけたら……と思います。売れてくれたら、二期のほかにも色々と楽しい企画が実現するかも!?

そういえば昨日はコメンタリーの収録だったんですが、ちょっと二期の内容の話もしてしまいました。DVDの二巻に入ってます。

一期が終わって虚脱状態になりがちな今日この頃ですが、二期のラストはもう決まっております。いや、もう、すごくいいです。楽しみにお待ちいただけたら、と思います。
なのでDVD買っていただけると、とても助かりますっ

▼(ネットラジオ)『塔聴!!ドルアーガ』
僕は特に絡んでいないんですが、ジル役のKENNさん、カーヤ役の折笠さんがパーソナリティでネットラジオをやるそうです。7月2日から配信とのことですので、こちらも是非どうぞ。
http://www.onsen.ag/blog/?p=860


【フルメタ関連】
▼(文庫)『戦うボーイ・ミーツ・ガール』新装版
『夏の100冊』のキャンペーンに関連して、『戦うボーイ・ミーツ・ガール』の表紙がリニューアルされました。ありがとうございます、四季さん。
あと気に入ってるのが、帯のコピーです。

『アクションを さぼるな。』

いいですねー。なんか、最高の褒め言葉をいただいたような気分です。
アクションをさぼるな。うーん、いい。その通りだ。
やっぱり大事ですよ、アクション。

▼(Blu-ray)フルメタル・パニック!
こちらも本日発売です! 祝・ブルーレイ化。最大の目玉はあれですよ、英語版も入ってるところです。英語版の戦闘シーン、軍事シーンはムード満点です。「巡航ミサイル」が「クーズ・ミッソー」ですよ。アルの声もガンヘッド風味のカッコ良さ。
自分出演の対談映像もあるんですが……すみません、また例によってキョドってます。っつーか、千明さんも伊藤P(←ハルヒもらきすたもこの人が手がけてます!)もハンサムなので、俺のブサイクさが際立ってます。ちくしょう。

ついでなので思い出話などあれこれ。
このいわゆる「無印フルメタ」は、僕はシナリオにはタッチしていないんですが、その後の京アニさんとのご縁、いまのドルアーガなどの仕事につながることになった思い出深い作品です。
いまでも良く覚えてるんですが、この作品の打ち合わせで生まれて初めてアニメ会社のスタジオに行ったとき、最初に見たのは、机の下で寝てるアニメーターさんでした。「大変なんだなあ」としみじみ思ったものです。

911のテロの影響で放映が延期になったりもしましたね。
今なら言っても良さそうかな。やはり問題はガウルンのハイジャック場面でした。話に深く絡んでいるシーンなので削除するわけにも行かず、トップクラスの方々が散々悩んだ末に自粛ということになったそうです。
プロデューサーの伊藤さんや関係者の皆さんは大変だったかと思うんですが、僕自身はわりと呑気なもので、「まあ、ちょっと経てばほとぼりも冷めるだろ」くらいに楽観してました。結果としてはその通りになりまして、三ヵ月後の一月から無事に放映となりました。

このアニメ化でASのデザインの方向性が決まったようなところもあります。
いまやガンダム00で有名な海老川さんがアーバレストやM9のデザインをしてくださいました。これがまたカッコいいので作者ご満悦&フィルム見て感涙という調子でした。
ちなみに(初期の)原作版のASのデザインは、漫画『BLOOD ALONE』の高野真之氏です。彼は昔の日記でたまに出てくる大学の後輩なんですが、他に絵描きの友達もそんなにいなかったし、ファミレス代をおごるくらいのギャラで描いてもらいました。高野氏はメカとか全然わかんねー、ってノリで、当時はガンプラすら作ったことがなかったのを頑張ってくれたんですが、本人はその後にガンプラを作ったらしく、「やり直しを要求する!」とかよく泣いてました。
……で、ちょっとした拍子でその原作版の高野氏と、アニメ版の海老川氏を酒席で対面させたことがあります。高野氏は本職メカ屋の海老川氏に対して「よく分かってない自分がでっちあげたメカのリファインで苦労したはずだ」と負い目があり、海老川さんは海老川さんで、原作のデザインからガラっと変えたことに色々負い目があったらしく、会うなり互いにペコペコと「すいません、すいません」と頭を下げあってたのが印象に残っています。俺は横で笑ってました。どうも僕らの世代(70年代生まれ)の物書き・絵描きは謙虚っつーかエゴの弱い傾向があります。これはオタ畑以外でも言えますね。そうしないと生き残れなかった不景気のためなのかもしれません。

9月には『TSR』もBlu-rayで出るそうです。こちらがまた英語版がムード満点で……ということで、よろしくお願いいたします。なにげに好評だった京アニのたけもっさんとのダラダラトークも再録してあるみたいです。

▼(リボルテック)『ARX−8 レーバテイン』
8月15日発売だそうです!
うおーーーー! すげーーーー! かっちょいーーーーー!
これはもう買わない手はないでしょう!
なにこれ。もうなにこれ。かっこ良すぎるんですけど!

もうね、スパロボの時も思ったけど……
ロボットもの書いててホントよかった……(号泣)

ちなみに他のところでも立体物の企画は進行中みたいです。楽しみですね!


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コメント(11)

レーバテイン楽しみですねーホビーマガジン読んで鳥肌たちましたよー

賀東さんが感動しまくってて吹きましたwww
確かにありゃ破格のカッコよさですよね!
もしかしてリボルテックを造っている人ってフルメタファンなんじゃ?

なんだか、かなり気持ちが盛り上がってますね。なにかあったんですか?
英語版のフルメタですか・・・。どんな声なのか気になります。

ドルアーガのネットラジオ聞いていたのですが・・・途中で吹いてしまいましたw ん?このポエムは作家の人のポエム?京都のホテルで・・・?もしかしてこれは・・・という感じで笑ってしまいましたw さすが賀東さんです。しっかりと笑いに走ってますね。(≧∇≦)b
それと、いろいろ忙しいとは思いますが強く生きてくださいねヽ(´ー`)ノ

アマゾンでリボルテックのレーバテインの
画像見ました^^
デモリッション・ガンあんなにでかいんだーとか   
思いつつ感動しました
アニメ4期 期待してますョ

スパロボWからフルメタ知りました。お願いですから、長編最終巻はテッサをどうかどうか幸せにしてやって下さい。体に気をつけてください。期待しています。

フルメタルパニックコミックミッション〜シグマ読ませて頂きました。フルメタかなりお気に入りです。
ただ一点どうしても気になることが・・、シグマ2巻(P132)で順安事件の時にかなめが「相良くん」と呼んでたという描写がありますが、
コミックミッションでは順安事件の前からかなめに「ソースケ」と呼ばれています(コミックミッション2のP31)。
続編ではないという事だと、今度はシグマの始まりが中途半端ですし・・。
それ以外は楽しませてもらってます。これからも楽しみにしてます。

初めてコメントさせていただきました、桔梗ともうします。

リボルテックのレーバテインですか〜。
サイコーですね〜! 
もう買うしかないですね〜!

アニメ第四期や原作新刊、謹んで期待しております。と、言われても困るかも知れませんが(汗)。
新刊は時間はいくらかかろうが、いつまででも待つ所存にございますが、いつ頃出るか教えていただけるとうれしいです。

最後に、私はフルメタ大好きです。
この作品を越える作品は、私はそうそうないと思っています。
それを書いている賀東先生を、尊敬しております。
これからも影ながら応援させていただきます。
頑張ってください、って私が言うのも生意気ですかね(^^ゞ

はじめまして。最近のアニメにはそんなに期待をしていなかったのですが、適当に録画しておいたのを見て「ん?意外に見られる?」と何気に興味を持ち、本を買ったところから麻薬的にやめられなくなり、とうとう本日コンプリートしてしまいました。ラノベ(普段全く読みません)を全冊制覇してしまうなんて・・・!と敗北感にうちひしがれつつ、とてもとても面白かったです!!ありがとうございました!!舞台が地元だったり、地元でよく見る名字のキャラさんが出てきたりもとても素敵でした。物語も華僑じゃなくて佳境ですが、次巻も楽しみにお待ちしております。長文申し訳ありません。

>ぷにぱにさん

原作を読めばいいんじゃないですかね……。

レーバテイン楽しみです
4期&新刊何時までも待ってます!
だからおねがいします

賀東招二について

  • がとう・しょうじ。小説家。アニメ脚本、シリーズ構成等も行う。代表作「フルメタル・パニック」。

このブログ記事について

このページは、賀東招二が2008年6月27日 07:05に書いたブログ記事です。

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